こんにちは。
いつもはできる限り具体的なノウハウを書くことが多いのですが、
今回は久しぶりにメンタル的なことについても書かせていただきます。
ネイルサロンという業種は、小資本で始められ、参入障壁もかなり低く、
独立しやすい業態になります。
しかしそれでも、10年後に残っているサロンは、感覚として2〜3割ほど。
サロンを作るのは簡単でも、継続して経営するのはやはり厳しいということです。
このとき必要なのが、「メンタル」と「経営知識」です。
私もサロン経営を15年ほど続けていますが、
この2つのバランスは本当に大切だと感じています。
経営をしていれば、順風満帆で進むことはまずないと思って間違いないでしょう。
特に、現場を知らない男性オーナーの方には、
「思っているほど楽な経営ではない」ということを、いつもお伝えしています。
(もちろん、その方の予算感などによって、あまり問題と感じないケースもありますが)
マインドやメンタルだけで乗り切れるほど、
このビジネスは簡単なものではないと思ってください。
また、「自宅で月に10万円くらい稼げればいい」というスタンスであれば良いですが、
人を雇うなら、なおさらメンタルだけでは乗り切ることはできないと思ってください。
人を雇うには必要な手続きがあります。
昔と違い、今は労働環境(ルール)も非常に厳しくなっています。
また、支払わなければならない税金もありますし、
知識があれば合法的に払わなくてよい税金もあります。
このようなことを挙げればキリがありません。
ですので、これらもしっかりと勉強していかなければなりません。
もしくは、お金を使って専門家を雇うという選択肢もあります。
つまり、「知識」で武装し、それに加えて「メンタル」も必要になるということです。
しかし、学歴もお金も人脈もない方でも、
自分の店を持つことができたり、
月に50万円、もしくはオーナー業として100万円を稼げる業種でもあります。
他のビジネスに比べて、その障壁は本当に低いと感じています。
もちろん、「お金ではなく、好きなネイルを自分の好きな時に仕事にできれば良い」
という方もいらっしゃると思います。
それも、とても素晴らしい働き方です。
いずれにしても、ネイルサロンは今でも夢のある業種だと思っています。
結局のところ、「経営知識」と「メンタル」、
このバランスこそがネイルサロン経営にとっての必須条件だと、私は思っています。